荒川区 のオフィス街について
荒川区は、東京23区の北東部に位置し、23区内では小さな広さです。東西に長い地形で、起伏が少なく平坦ですが、南西部は丘陵地帯、北東部は隅田川が流れています。
都電荒川線が走っていて、成田スカイアクセス、足立区に繋がる日暮里・舎人ライナー、東京メトロ千代田線・日比谷線の地下鉄など、非常に交通アクセスが便利です。また、西日暮里の富士見坂は、毎年冬に富士山の山頂に夕日が沈む「ダイヤモンド富士」が観賞できるスポットとして人気を集めています。
工業の特徴は、従業員が30人未満の小規模事業所が多く、大規模な企業や工業団地が存在しません。立地条件も優れており、区内にはJR山手線や京浜東北線、東京メトロなど様々な路線が通っていることも、産業の発展に大きくかかわっています。
中小企業と住宅街、商店街がほどよく混在した街で、JR日暮里駅南口から1kmにもわたる繊維街があり、和装や洋装、繊維製品などあらゆる物を取り扱う店舗が並んでいます。大型店舗の進出による小規模店舗の減少が見られる中、価格や質の良さを売りに地域に密着した商品を販売しており、海外からの買い物客も多く訪れています。
成田空港へのアクセスが良いこともあり、日暮里には欧米アジア系の方が住んでいて、グルメが多様でお値段も手頃です。
都内唯一の区立遊園地の「あらかわ遊園」では、どうぶつ広場や子どもプール、魚つり広場など、親子向けの施設が豊富に整えられています。
旧三河島汚水処分場は、高い歴史的価値が認められることから、下水道分野の遺構では初めて国の重要文化財(建造物)に指定されました。